ギャラクシーマカオ従業員が待遇改善要求

7月29日午後、マカオのカジノ従業員組合「澳門博彩最前線」とギャラクシーマカオの従業員ら約500名がマカオ半島新口岸にあるギャラクシーマカオ人事部を訪れ、待遇改善について経営陣との直接交渉を求める書簡を手渡した。澳門博彩最前線の揚晩亭理事長によると、今回の抗議活動参加者は約500人という。

7月30日付地元有力紙「澳門日報」などが報じた。澳門博彩最前線によると、この件に関する会社側からの回答期限を8月1日に設定しており、受け入れられない場合は労働局への直訴あるいはデモ行進を行う予定という。

ギャラクシーエンタテインメントの広報部は今回の事案について遺憾であり、たいへん関心を抱いているとし、社内各部門、各職種に対して意見ヒアリングを行うなどしてコミュニケーションを図るとともに、速やかに解決策を打ち出すとコメントしている。

澳門博彩最前線によると、ギャラクシーマカオの給与水準及び福利厚生は業界水準と比べて低く、中でもカジノディーラー、ピットボス、エリアマネジャー職の賃上げ率はインフレ率に追いついていないとのこと。

マカオでは先週、澳門博彩最前線とサンズマカオの従業員が待遇改善を行うデモを実施したばかり。

ギャラクシーマカオ(資料)―本紙撮影

ギャラクシーマカオ(資料)―本紙撮影

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