広東省の都市居住人口7千万人超 中国全体の10分の1占める 13年統計

広東省統計局が最新の広東人口都市化発展状況レポートを発表した。広東省の常住人口は約1億人で、このうち7200万人が都市部に居住していることが分かった。中国全体の都市居住人口の10分の1を占め、全国トップ。11月23日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。

広東省の2013年末時点の都市人口比率は67.76%で、全国平均の53.73%を大きく上回った。行政区分別では上海の89%、北京の86%、天津の82%に次ぐ4位。

広東省では1978年の改革開放路線のスタート後、広州、香港、マカオの三都市に囲まれた珠江デルタ地域を中心に製造業を中心にした産業が飛躍的に発展した。広東省の都市人口比率は1984年に全国平均を上回り、85年に30.15%に達した。その後,2010年には66.77%となり、25年間でおよそ2倍となっている。

一方、広東省の都市居住人口のうち、3000万人以上が流動人口、つまり農村部からの出稼ぎ労働者という。中国で10年に一度実施されている国勢調査によると、広東省の流動人口は2000年の約2030万人から2010年には3300万人まで膨張しており、常住人口に占める割合も23.89%から32.32%へ上昇した。2010年以降もペースは減速しているものの増加が続いているという。

工業化の進展による農村からの出稼ぎ労働者の流入は必然だが、特に流動人口の集中する珠江デルタ地区では、環境資源、計画出産、就業、社会保障、教育などの分野で様々な問題に直面しているという。

2012年12月末に開業した広州とマカオに隣接する珠海市を最短59分で結ぶ高速鉄道(資料)=珠海駅に停車中の中国版新幹線「和諧号」—本紙撮影

2012年12月末に開業した広州とマカオに隣接する珠海市を最短59分で結ぶ高速鉄道(資料)=珠海駅に停車中の中国版新幹線「和諧号」—本紙撮影

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