中国南方航空、マカオ初就航へ=武漢線3月末就航計画、ハブ化も検討

マカオ国際空港運営会社は1月20日、中国三大航空会社の一角で、広州を拠点とする中国南方航空が、早ければ今年(2015年)3月にも同空港への新規就航を検討していることを明らかにした。

中国南方航空が新規開設を計画しているのは、中国・湖北省武漢とマカオを結ぶ路線で、今年3月末をメドに、当初週2-3便の運航からスタートする見通しという。以後、需要などをみながら武漢線の増便、マカオをハブとした中国本土の別の都市との間を結ぶ路線の開設などを検討するとしており、具体的な地名として海南島を挙げた。

中国三大航空会社のうち、中国国際航空、中国東方航空はすでにマカオ国際空港への乗り入れが実現しているが、中国南方航空の就航は今回が初めてとなる。

香港国際空港に駐機中の中国南方航空機(イメージ)—本紙撮影

香港国際空港に駐機中の中国南方航空機(イメージ)—本紙撮影

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