カジノIRが建ち並ぶマカオ・コタイ地区で違法行為に対する取り締まり実施…19人の身柄拘束

マカオ司法警察局が5月19日午後8時から20日午前2時にかけて、カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶコタイ地区一帯で刑事捜査員36人を動員したカジノ施設内外における違法な外貨両替やチップ両替、買春等に対する大掛かりな取り締まり実施した。

今回の取り締まりにおいて、292人(男262人、女30人)に対する調査が行われ、このうち男19人について身元照会及び刑事意見への関与の有無を確認するため身柄を拘束。その後の調べて11人が違法な外貨両替、7人がチップ両替に従事していたことが確認されたことから、出入境管理を担当する治安警察局に身柄を引き渡したとした。

コタイ地区では、18日夜に中国本土出身の男性4人が複数の男から襲撃を受け、うち1人が死亡する事件が発生したばかり。司法警察局では、カジノや違法な貨幣両替に絡むものではないとするプレス発表を行ったが、これまでのところ被疑者確保の報は入っていない。

マカオ司法警察局によるコタイ地区での取り締まりの様子(写真:マカオ司法警察局)

マカオ司法警察局によるコタイ地区での取り締まりの様子(写真:マカオ司法警察局)


マカオ司法警察局によるコタイ地区での取り締まりの様子(写真:マカオ司法警察局)

マカオ司法警察局によるコタイ地区での取り締まりの様子(写真:マカオ司法警察局)

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