観光船「マカオクルーズ」が外港と媽閣結ぶ新路線開設
- 2025/5/29 12:08
- ツーリズム
海の上からマカオを望む新たな観光アトラクションとして2018年12月に登場した観光船「マカオクルーズ(澳門海上遊)」。シュンタック・チャイナトラベル・シップマネジメント社が運営し、現在はマカオ半島南部の媽閣碼頭(アーマーピア)と路環碼頭(コロアンピア)の間を結ぶ路線が設定されている。
マカオ政府海事・水務局(DSAMA)は5月28日、同月30日からシュンタック・チャイナトラベル・シップマネジメント社がマカオ半島の北東に位置する外港フェリーターミナルと媽閣碼頭の間を結ぶマカオクルーズの新路線を開設し、運航を開始すると発表。外港フェリーターミナルは香港や広東省各地との間を結ぶ高速船が発着する主要な海の玄関口として知られ、マカオ域内をめぐる観光船がへ乗り入れるのは今回が初めてとなる。
同局によれば、マカオクルーズの外港と媽閣結ぶ新路線について、開設初期は1日1往復(外港発午前10時30分/媽閣発午後5時)で、片道の所要時間は約25分とのこと。
同局では、船会社や統合型リゾート(IR)運営会社に観光船の充実による市民及び旅客への観光アトラクションの選択肢拡大を求めると同時に、これに対応する港湾設備のハード・ソフト面での改善を進めており、外港においては2024年第4四半期に工事を終えていたとした。
























