マカオ、2025年4月の対外商品貿易統計公表…輸入額が4%減に
- 2025/5/29 8:49
- 産業・経済
マカオ政府統計・センサス局は5月28日、今年(2025年)4月の対外商品貿易統計を公表。
今年4月の輸出総額は前年同月から7.7%減の11.2億パタカ(日本円換算:約200億円)、輸入総額は4%減の105.3億パタカ(約1878億円)で、貿易赤字は94億パタカ(約1676億円)。今年1〜4月の輸出総額は前年同時期から2.4%増の46.2億パタカ(約824億円)、輸入総額は5.4%減の407.8億パタカ(約7272億円)で、貿易赤字は24.2億パタカ(約432億円)縮小の361.6億パタカ(約6448億円)に。
今年4月の再輸出は前年同月から7.8%減の10.1億パタカ(約180億円)で、このうちジュエリー・ネックレスが48.9%減、酒類と美容・コスメ・スキンケア用品はそれぞれ58.8%、46.6%増。マカオ製の製品の輸出は7.1%減の1.1億パタカ(約20億円)となり、このうちコンフェクショナリーと医薬・有機化学製品がそれぞれ63.7%、39.6%減、衣料品は28%増。輸入は4%減で、このうち建築資材とハンドバッグ・財布がそれぞれ38.8%、30.2%減、光学機器と携帯電話がそれぞれ67.3%、29.5%増。
今年1〜4月の対外商品貿易総額は前年同時期から4.6%減の453.9億パタカ(約8094億円)。輸出総額は2.4%増、再輸出は2.5%増の41.6億パタカ(約742億円)、マカオ製商品の輸出は0.7%増の4.5億パタカ、輸入総額は5.4%減。
今年1〜4月の輸出先別では、香港特区が35.2億パタカ(約628億円)、米国が7794万パタカ(約13.9億円)でそれぞれ13.3%、18.1%増だった一方、中国本土は2.4億パタカ(約43億円)、EUは6155万パタカ(約11.0億円)でそれぞれ1.6%、28.4%減。品目別では、紡績品・衣服が8.7%増の5億パタカ(約89億円)、非紡績商品が1.6%増の41.1億パタカ(約733億円)。
輸入品の原産地別では、EUが123.7億パタカ(約2207億円)、中国本土が119.8億パタカ(約2137億円)でそれぞれ7.5%、1.5%減。日本は5.5%増の29.9億パタカ(約533億円)。輸入元別では、中国本土が60.9億パタカ(約1087億円)、香港が324.8億パタカ(約5795億円)でそれぞれ6.8%、5.2%減。品目別では、消費財が5.4%減の301.3億パタカ(約5375億円)。このうち衣服・靴類が41.1億パタカ(約733億円)、ゴールド製ネックレスが39.4億パタカ(約703億円)でそれぞれ8.2%、4.7%減。食品・飲料は11.1%増の76.6億パタカ(約1367億円)。このほか、燃料・潤滑油が21.3億パタカ(約380億円)、携帯電話が21.5億パタカ(約384億円)、建築資材が4.5億パタカ(約80億円)でそれぞれ6.1%、21.5%、41.7%減。




















