マカオ、端午節連休2日目までの累計インバウンド旅客数が30万人超に…前年比17.1%増

 マカオでは、旧暦5月5日(2025年は5月31日)の端午節がパブリックホリデーとなっている。今年の端午節は土曜日で、週末に加えてマカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土では5月31日から6月2日までが三連休となることから、インバウンド旅客の増が期待されている。

 マカオ治安警察局が6月2日未明に公表した速報値によれば、連休2日目となる6月1日の単日インバウンド旅客数は前年同日(端午節2日目)から9.6%増の15万1649人(延べ、以下同)に上ったとのこと。

 入境ルート施設別では、マカオ半島北部に位置する広東省珠海市との主要な陸路の玄関口・關閘(ボーダーゲート)経由が全体の49.5%を占め最多に。横琴経由の17.1%、港珠澳大橋マカオ側経由の16.2%が続いた。

 連休2日目までの累計インバウンド旅客数は前年同時期から17.1%増の30万3575人、単日平均にして15万1787人に。

端午節(5月31日)に開催された「2025年SJMマカオ国際ドラゴンボートレース」会場の様子(写真:マカオ政府体育局)

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