マカオの2025年7月貨幣・金融統計公表…ローカルの預金残高が3ヶ月連続過去最高更新

 マカオ政府金融管理局は9月5日、今年(2025年)7月の貨幣・金融統計を公表。内容のサマリーは下記の通り。

【マネーサプライ】
 流通貨幣が前月から1.2%、通知預金が1.7%のそれぞれ上昇となり、M1は1.6%増。また、準通貨負債は1.7%上昇。M1及び準貨幣負債を含む広義貨幣供給量M2は1.7%増の8386億マカオパタカ(日本円換算:約15兆4541億円)に。M2に占める通貨別の比率はマカオパタカが31.9%、香港ドルが45.8%、人民元が6.5%、米ドルが13.7%。

【預金】
 マカオ居民(マカオ居留権保有者)による預金残高は1.7%増の8173億マカオパタカ(約15兆0616億円)で3ヶ月連続で過去最高を更新、非居民による預金残高については2.6%減少の3641億マカオパタカ(約6兆7098億円)、公共部門の銀行システムへの預金残高は4.4%下落の2100億マカオパタカ(約3兆8700億円)となり、これらを総合して計算した銀行システムの預金残高は0.4%減の1兆3914億マカオパタカ(約25兆6413億円)で3ヶ月ぶり減に。このうち、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの占める割合はそれぞれ19.1%、46.4%、8.6%、24.3%。

【融資】
 地元民間部門への融資は前月から1.0%減の5074億マカオパタカ(約9兆3506億円)。対外民間部門への融資は7.8%増の5632億マカオパタカ(約10兆3789億円)。銀行システムの総融資額は3.4%上昇の1兆0705億マカオパタカ(約19兆7277億円)となり、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの比率はそれぞれ20.6%、42.3%、14.4%、19.6%。

【預貸率/不良債権比率】
 銀行のマカオ居民に対する預貸率は今年7月末時点で前月末から0.7ポイント下落の49.4%。非マカオ居民含む総体預貸率は2.8ポイント上昇の76.9%。1ヶ月及び3ヶ月ベース計算による流動資産対負債比率はそれぞれ65.0%、58.3%水準。このほか、不良債権比率は前月から0.3ポイント下落の5.1%に。

マカオ金融管理局ビル(資料)=2025年7月本紙撮影

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