マカオ、2025年1〜8月累計のカジノ税収は約1.1兆円…前年同時期から5.3%増
- 2025/9/15 11:09
- カジノ・IR
このほどマカオ政府財政局が公表した最新の財政収支資料によれば、今年(2025年)1〜8月累計の歳入は前年同時期から3.5%増の724億1622.7万パタカ(日本円換算:約1兆3360億円)で、年度予算執行率は64.8%だった。
経常性収入に限ると3.4%増の719億8811.8万パタカ(約1兆3281億円)で、年度予算執行率は66.7%。このうち、いわゆるゲーミング(カジノ)税収は5.3%増の618億8243.0万パタカ(約1兆1416億円)、年度予算執行率は69.9%。歳入に占めるゲーミング税の割合は85.5%に。
歳出は1.8%減の575億2350.6万パタカ(約1兆0612億円)で、年度予算執行率は51.6%。
財政収支は148億9272.1万パタカ(約2747億円)の黒字で、前年同期から30.4%増。年度予算執行率は7792.2%。
アフターコロナでカジノ売上の回復が進む状況を受け、財政予算における年間カジノ売上目標は2023年から段階的に引き上げられているが、今年の年間目標は前年から11%引き上げの2400億パタカ(約4兆4276億円)とされたが、7月9日に立法会で修正予算案が可決され、当初から5%下方修正の2280億パタカ(約4兆2063億円)となっている。(※上述の年度執行率は修正後予算ベース)
なお、1〜8月累計のカジノ売上は前年同時期から7.2%増の1630.52億パタカ(約3兆0081億円)で、修正目標値を7.3%、また当初目標値を1.9%それぞれ上回って推移している。























