マカオカジノIR運営サンズチャイナ、地元中小・零細企業からの調達率が83%に…支援プログラム10周年
- 2025/12/10 11:49
- 産業・経済
マカオで複数のカジノIR(統合型リゾート)施設を運営するサンズチャイナ社は12月9日、傘下のIR施設・ロンドナーマカオで「サンズチャイナ地元中小・零細企業調達協力プログラム」の設立10周年記念式典を開催した。
同社によれば、マカオ最大規模の総合観光レジャー企業である同社は「大企業が中小・零細企業を牽引する」という理念を掲げ、創業以来20年以上にわたって多様かつ的を絞った中小・零細企業支援施策に継続して取り組み、地元企業の着実な発展を支援してきたという。
サンズチャイナ地元中小・零細企業調達協力プログラムは、マカオの観光レジャー企業の主導による中小・零細企業協力の先駆けとして、マカオ政府の中小・零細企業支援政策に呼応するとともに、企業の社会的責任を果たすことを目的として、2015年に地元の商工会「マカオ中華総商会」と共同で創設したもの。これまでのサンズチャイナ社の累計調達額は1194億パタカ(日本円換算:約2兆3800億円)、地元中小・零細企業からの調達率は83%、協力中小・零細企業の数は4700社に上ったとのこと。






















