マカオ初の「Makoロボット」補助による人工膝関節全置換術が無事成功…協和マカオ医療センター
- 2026/1/7 9:41
- 社会・政治
マカオの公立病院「離島医療コンプレックス北京協和医院マカオ医学センター(離島醫療綜合體北京協和醫院澳門醫學中心)」(コロアン島・石排灣地区)は1月6日、このほど世界最先端の新型ストライカー「Mako(メイコー)」整形外科手術支援ロボットシステムを導入するとともに、膝関節の重度の屈曲・内反変形により歩行が極めて困難な高齢女性患者に対し、これを使ったマカオ初となる膝関節置換術を成功裏に実施したことを発表。
同院によれば、今回の手術で使用したMako整形外科手術支援ロボットシステムは、世界で初めて1台で3つの術式を実現するものとのこと。術前にCTを撮影し、3Dモデリングで患者固有の骨格モデルを作成し、それに基づいて最適な手術計画を立案した上、術中はロボットシステムはリアルタイムフィードバックとサブミリメートル単位の精密な骨切断を提供するとともに、触覚フィードバック技術を搭載し、重要な神経血管を効果的に保護することで手術の安全性が大幅に向上。また、従来手術で必要だった大腿骨髄腔の開創プロセスをなくすことで、出血量と輸血リスクを顕著に低減したという。

今回の患者は、術後順調に回復し、手術翌日から歩行器の補助で歩行が可能となったといい、本事例は、ロボット支援手術がデータ分析とインテリジェントな計画を通じて、手術の精度と制御性を向上させ、患者の予後を最適化し、回復プロセスを加速させることを示しているとの見解を示した。
同院では、この先端技術を導入した背景として、マカオの人口の高齢化に伴う関節疾患治療ニーズへの対応を挙げ、患者により安全で精密かつ効率的な医療サービスを提供するとともに、マカオの整形外科治療をスマート化、カスタマイズ化の方向へ推進することが目的とした。
同院はマカオ最大規模の複合医療コンプレックスとして、2024年9月に正式オープン。マカオで初めてとなる公私合同運営モデルを採用し、中国の名門医療機関のひとつに数えられる北京協和医院が運営、管理、サービス提供を担うことでも注目されている。























