マカオ、杖の空洞部に覚醒剤隠して密輸図る…マカオ人の男逮捕

 マカオ司法警察局は2月4日、”アイス”と呼ばれる覚醒剤の越境密売及び使用に絡み、マカオ人の男(53)を逮捕したと発表。

 同局によれば、同局薬物犯罪捜査課が情報及び内偵捜査からマカオ人の男1人が越境麻薬密売活動に従事していることを掴むと同時に、この男は足に障がいがあり、行動時に杖を使う必要があることがわかったという。

 同局が配備を敷いていたところ、この男が2月3日に香港から港珠澳大橋を経由してマカオ入りしたことから、港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設内で逮捕。この際、男が使用していた杖の空洞部から白い粉末状の物体が入った小袋2つ(合わせて約17.43グラム入り)が見つかり、同局刑事技術部門による緊急検査で、当該物品が末端価格にして約5.2万パタカ(日本円換算:約102万円)相当の覚醒剤”アイス”であることが確認され、また男の自宅を捜索した結果、”アイス”の吸引用とみられる器具の発見に至り、男の当該薬物に対する尿検査結果は陽性だったとのこと。

 同局では、捜査を経て男が長年にわたる薬物使用歴があり、近頃は自身で使用するのみならず、密売で利益を得るようになっていたことが明らかになったとし、捜査で得られた情報を総合的に判断し、男を不法麻薬・向精神薬密売、使用、不適当器具・設備所持の罪で検察院送致するとともに、薬物の出どころや他に関係する人物の行方を継続して追っているとした。

 なお、マカオにおいて杖の空洞部に薬物を隠す事案の摘発は今回が初めてという。

警察が公開した証拠品(写真:マカオ司法警察局)

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