リラウ広場、鄭家屋敷周辺再開発へ

マカオ政府マカオ旧市街再開発コンサルティング委員会(澳門舊區重整諮詢委員會)は12日、2012年第3次平常会議を開催し、世界遺産リラウ広場(亞婆井前地)及び鄭家屋敷(鄭家大屋)を中心としたペーニャの丘から下環マーケット(下環街市)周辺エリアの再開発案を発表。

当該エリアは古い街並みが残る場所として知られるが、道路が細い上に交通量も多く、世界遺産への徒歩アクセスルートが十分に整備されていない状況。また、歴史ある建物が数多く現存するが、整備されていないものも多い。今後、歩行者専用道路の拡充や歴史的建造物の観光資源化、クリエイティブ産業の誘致などを通じて、現在建設が進められているマカオ軽軌(LRT)の媽閣廟ターミナル駅の開業に向けた周辺一帯の観光地としての環境良化を図る。

多くの港が並ぶ内港エリアの河邊新街 (c) CCRBAM 澳門舊區重整諮詢委員會

多くの港が並ぶ内港エリアの河邊新街 (c) CCRBAM 澳門舊區重整諮詢委員會

歴史的建築物が数多く残るエリア。写真は「六屋圍」 (c) CCRBAM 澳門舊區重整諮詢委員會

歴史的建築物が数多く残るエリア。写真は「六屋圍」 (c) CCRBAM 澳門舊區重整諮詢委員會

12日に開催された2012年第3次平常会議 (c) CCRBAM 澳門舊區重整諮詢委員會

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