リラウ広場、鄭家屋敷周辺再開発へ

マカオ政府マカオ旧市街再開発コンサルティング委員会(澳門舊區重整諮詢委員會)は12日、2012年第3次平常会議を開催し、世界遺産リラウ広場(亞婆井前地)及び鄭家屋敷(鄭家大屋)を中心としたペーニャの丘から下環マーケット(下環街市)周辺エリアの再開発案を発表。

当該エリアは古い街並みが残る場所として知られるが、道路が細い上に交通量も多く、世界遺産への徒歩アクセスルートが十分に整備されていない状況。また、歴史ある建物が数多く現存するが、整備されていないものも多い。今後、歩行者専用道路の拡充や歴史的建造物の観光資源化、クリエイティブ産業の誘致などを通じて、現在建設が進められているマカオ軽軌(LRT)の媽閣廟ターミナル駅の開業に向けた周辺一帯の観光地としての環境良化を図る。

多くの港が並ぶ内港エリアの河邊新街 (c) CCRBAM 澳門舊區重整諮詢委員會

多くの港が並ぶ内港エリアの河邊新街 (c) CCRBAM 澳門舊區重整諮詢委員會

歴史的建築物が数多く残るエリア。写真は「六屋圍」 (c) CCRBAM 澳門舊區重整諮詢委員會

歴史的建築物が数多く残るエリア。写真は「六屋圍」 (c) CCRBAM 澳門舊區重整諮詢委員會

12日に開催された2012年第3次平常会議 (c) CCRBAM 澳門舊區重整諮詢委員會

12日に開催された2012年第3次平常会議 (c) CCRBAM 澳門舊區重整諮詢委員會

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府の発表によれば、マカオ行政長官の賀一誠(ホー・ヤッシン)氏が10月14日午前、政府本部…
  2.  マカオ政府統計・センサス局は10月14日、今年第3四半期(2024年7~9月)の観光物価指数が前…
  3.  ゴルフイベント「SJMマカオオープン2024」が今年(2024年)10月10〜13日にかけてマカ…
  4.  10月13日、中葡綜合體展覧館(中国・ポルトガル語圏諸国商業貿易協力サービスプラットフォームコン…
  5.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  3.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年10月号
(vol.136)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun