コロアンビレッジ再開発検討へ―荔枝碗ドック周辺

マカオ政府マカオ旧市街再開発コンサルティング委員会(澳門舊區重整諮詢委員會)は12日、コロアン島の荔枝碗にあるドック(船渠)跡周辺を文化、観光スポットとして保存、再開発する案を検討すると発表。

荔枝碗ドックは現存する木製船ドッグ跡としては珠江デルタ地域内でも規模が大きく、保存状態も良いものとして知られる。委員会ではコロアン島で発展した造船産業の歴史を後世に伝えるための文化施設を中心に、周辺地域の再開発を通じてコロアンビレッジの活性化を目指す。今回、再開発が検討されるエリアはコロアンビレッジの西北岸辺、コロアン税関周辺の約5万平米。

今後、プランの具体化を進めながら、適切な時期に公衆意見公募手続きを行うという。

再開発が検討されるコロアン税関周辺(資料)―本紙撮影

再開発が検討されるコロアン税関周辺(資料)―本紙撮影

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