新春祝賀パレード初開催

マカオ政府旅遊局は春節(旧暦正月)の3日目にあたる12日、巳年祝賀イベントとして今回が初となる「Parade for the Celebration of the Year of the Snake(靈蛇獻瑞花車滙演)」と題した華やかな山車と1千人の地元アーティストによるパレードを開催。

パレードは12日、16日の二夜にわたって行われる。第一夜の12日の会場は西灣湖広場周辺で、20時から約2時間かけて10台の華やかな山車の行進と、約1千人のパフォーマーによるショーが披露された。同時にマカオタワー正面海上では新年恒例の花火大会も催され、新年祝賀ムードに彩りを添えた。

パレードは今回が初開催ということもあり、一部観衆からは待ち時間の長さや中途半端な規模感を指摘されるなど、課題を残す結果となった。一方で、家族で楽しめる新しいタイプの春節イベントなどとする賛成意見も多かった。

同パレードは春節7日目にあたる16日にマカオ半島北部の青洲大馬路周辺で第二夜が開催予定。また、2月12日から24日まで、西灣湖広場と塔石広場にてランタンでデコレーションされた山車の展示も行われる。ランタンの点灯時間は19時から23時。さらに、2月24日には塔石広場でランタンフェスティバルが開催される。

新春ムードを盛り上げるパレードと花火 (c) GCS 新聞局

新春ムードを盛り上げるパレードと花火 (c) GCS 新聞局

多くの見学者で賑わう沿道。テレビ生中継を通じ自宅で鑑賞した市民も多い (c) GCS

多くの見学者で賑わう沿道。テレビ生中継を通じ自宅で鑑賞した市民も多い (c) GCS

華やかな山車は後日塔石広場で展示される (c) GCS 新聞局

華やかな山車は後日塔石広場で展示される (c) GCS 新聞局

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