マカオ、春節GW3日目のインバウンド旅客数約17.6万人…対前年28.8%増=3日間累計28.2%増の40.2万人

今年の春節(旧正月)は2月5日となっており、旧暦の大晦日にあたる4日から春節ゴールデンウィークがスタートした。

マカオ政府旅遊局(MGTO)は7日、治安警察局提供データをもとに新春2日目となる6日のインバウンド旅客数を公表。全体では前年同期から28.8%増の17万5832人、中国本土旅客に限ると27.0%増の12万4859人に上り、いずれも3日間で最多だった。6日の天気は概ね晴れで、気温は新春2日目としては観測史上2番目となる24.7℃まで上がった。(過去最高は2005年の24.9℃)

4〜6日の3日間累計でみると、全体では前年同期から28.2%増の40万1937人、中国本土旅客に限ると29.3%増の27万1842人。

入境ルート別では、昨年10月に開通したばかりの港珠澳大橋のマカオ側イミグレーション経由が3日間累計で7万1766人となり、海路ルートの主な玄関口となる外港フェリーターミナルの5万6575人を上回っている。5日は港珠澳大橋マカオ側イミグレーションからマカオ市街地へ向かう路線バス乗り場が混雑し、バス会社が急遽増便を決めるなど、対応に追われたが、6日も混雑が続いたとのこと。

MGTOでは、春節GW7日間(2月4〜10日)のインバウンド旅客総数について、前年同時期から9〜10%増になると予測している。

このほか、治安警察局発表資料によれば、春節GW3日目までの悪質タクシー検挙数は117件で、このうちぼったくりが86件、乗車拒否が18件だったとのこと。

多くの市民や観光客で混雑した歴史市街地区では一時交通規制が敷かれた=2019年2月6日(写真:マカオ治安警察局)

多くの市民や観光客で混雑した歴史市街地区では一時交通規制が敷かれた=2019年2月6日(写真:マカオ治安警察局)

関連記事

最近の記事

  1.  中国本土で5連休となる「五・一」労働節ゴールデンウィーク(GW)はインバウンド旅客のうち7割を中…
  2.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は5月2日、今年第1四半期(2025年1〜3月)のマカオの…
  3.  マカオ政府とカジノ経営コンセッションを結ぶ6陣営の一角で、マカオ半島でMGMマカオ、コタイ地区で…
  4.  澳門海關(マカオ税関)は4月30日、越境自家用車を利用した違法な運搬活動(いわゆる運び屋行為)の…
  5.  このほど、マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)ギャラクシーマカオ内に現地初となる茅台酒…

ピックアップ記事

  1.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…
  2.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  3.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  4.  4月30日、マカオ立法会と政府との間で2025年施政方針の運輸・工務領域における政策討論が行われ…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は4月29日、国際旅客誘致策の一環として昨年(2024年)実施した香…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…

イベントカレンダー

5月 2025
    1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
« 4月   6月 »
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年5月号
(vol.143)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun