SJM上期業績好調、マス・VIPともに伸長

マカオのゲーミング大手、澳門博彩控股(SJMホールディングス)は14日、今年(2013年)上期の中間決算を発表。グループ総売上は8.1%増の421.2億香港ドル(日本円換算:約5,323億円)、調整後EBITDAは11.6%増の42.7億香港ドル(同約540億円)となった。中間配当は20セント。

上半期のマスゲーミングテーブルからの売上は3.9%増、VIPカジノは同10.4%増。スロットマシンについては5.7%減だった。市場におけるシェアも依然として首位をキープ。マスゲーミングテーブルでは25.8%、VIPカジノでは26%、総合カジノ市場シェアは25.3%。

財務状況も安定しており、今年6月30日時点における現金、銀行預金及び担保融資残高は250億香港ドル(同3,159億円)。

SJMグループは今年5月にコタイ地区開発プロジェクト用の土地賃借認可をマカオ政府から獲得。70,468平米の土地にゲーミングテーブル700台、スロット機1,000台、客室数2,000室規模のリゾートの建設を予定している。

SJMグループの旗艦施設グランドリスボアとホテルリスボア(資料写真)=マカオ—本紙撮影

SJMグループの旗艦施設グランドリスボアとホテルリスボア(資料写真)=マカオ—本紙撮影

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