マカオ当局が旧エストリルホテルのモザイク壁画修復準備に着手…再開発で誕生の新中央図書館内に展示

 マカオ政府文化局(ICM)はマカオ半島の塔石広場に面して建つ旧エストリスホテル(愛都酒店)の跡地について、現在まで残る元の建物を取り壊し、マカオ新中央図書館を建設する計画を進めている。

 ICMは9月24日、マカオ中央図書館建築設計プランに基づき、旧エストリスホテルのモザイク壁画を同館の屋内でより良い状態で保護及び展示を行うため、修復及び移設に関する準備を進めるにあたり、壁画の現状を把握するための詳細検査に着手したと発表。

 ICMによれば、壁画は60年以上にわたって風雨にさらされてきたこともあり、保存状態は良好ではなく、上部、左部、下部では広範囲に及ぶモザイクの欠損、またその他の部分についてもモザイクにひび割れが発生するなどの損傷が確認されているとのこと。

 目下、専門的な機器を使った検査やサンプル採取、各種試験などを行っており、修復・移設プランの策定後に適切な場所で修復作業を進めた上、図書館建設工事の進捗に合わせて移設を進めるとした。

マカオ・旧エストリルホテルのモザイク壁画(資料)=2020年7月本紙撮影

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