マカオ居民の2023年6月末の域外証券投資時価総額は約19.6兆円

 マカオ金融管理局(AMCM)が11月30日に公表した統計によれば、2023年6月30日時点でマカオ居民(個人、政府、その他の法人を含むが、マカオ特別行政区の外貨準備は除く)が保有するマカオ域外の無関係事業体が発行する証券への投資額は当日市場価格計算で1兆0730億パタカ(日本円換算:約19兆6740億円)で、前年12月31日から6.4%、前年同日から7.8%のそれぞれ増だった。

 域外の取引所上場証券を含む中国本土証券への投資が全体の29.9%を占めトップを維持したが、時価総額は前年末から1.7%減の3210億パタカ(約5兆8860億円)に。

 マカオの証券投資調査は国際通貨基金が提唱する統計手法に基づき、マカオ金融管理局と統計調査局が共同実施したものとのこと。

マカオ金融管理局ビル(資料)=2020年7月本紙撮影

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