「ミシュランガイド香港マカオ2025」ビブグルマンカテゴリー掲載店先行発表=マカオは前年から1店増の11店

 香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇るグルメガイド「ミシュランガイド香港マカオ」。2008年に創刊し、以降は毎年更新版が出版されている。第17版となる2025年版は3月13日午後にマカオで星獲得店リストの発表が予定されている。

 仏ミシュラン社は3月6日、ミシュランガイド香港マカオ2025について、コストパフォーマンスが高いレストラン(香港マカオ版では前菜、メインディッシュ、デザートの3品で400香港ドル/マカオパタカ=約7600円以内が基準)をピックアップする「ビブグルマン」カテゴリーの掲載店リストを先行発表した。

 公式サイトによれば、2025年版のビブグルマンカテゴリー掲載レストラン数は、香港が新規リスト入り9店を含む66店(前年から1店減)、マカオが新規リスト入り1店を含む11店(前年から1店増)とのこと。マカオの掲載店リストは下記の通り。

・陳勝記(広東料理)
・祥記(麺)
・鼎泰豐 シティ・オブ・ドリームズ店(上海料理)
・印象派(インド料理)*新規リスト入り
・六棉酒家(広東料理)
・六記粥麺 沙梨頭店(粥・麺)
・老記(広東料理)
・カスチゾ(ポルトガル料理)
・リトラル タイパ店(マカオ料理)
・順徳公飯店(順徳料理)
・UTMエデュケーショナルレストラン(マカオ料理)

 ミシュランガイド国際責任者のグウェンダル・プレネック(Gwendal Poullennec)氏は今回のビブグルマンカテゴリー掲載店発表にあたり、香港とマカオのグルメシーンが再びそのユニークな多様性と活気を示すもので、ストリートフード、点心、潮州料理、インド料理、地中海料理などを含む9店の新規リスト入りを嬉しく思うとした上、ビブグルマンカテゴリー掲載店は香港とマカオのエキサイティングで活気あるグルメカルチャーを反映するのみならず、美食愛好者に質の高い飲食体験をもたらす機会を提供しているとのコメントを寄せた。

マカオ・福隆新街にある「祥記」(資料)=本紙撮影

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