マカオ警察が4つの違法宿泊施設を相次ぎ摘発…中国人24人発見
- 2025/8/5 20:41
- 社会・政治
マカオ治安警察局は8月3日、マカオ半島とタイパ島に所在するマンションの4つの部屋について、違法宿泊提供の疑いで摘発を実施したことを明らかにした。
同局によれば、4部屋とも通報をきっかけに調査対象としたもので、前月(7月)24日から30日にかけて立入検査を行い、合計で中国人(中国本土居民)の男女24人を発見。
同局では、上述の24人のうち女2人が経営に関わったとして関連部門に身柄を引き渡し済みとしたほか、宿泊施設の許認可を管轄する旅遊局による調査で、これらが無認可の違法宿泊施設だったことが確定したため、即時封鎖措置が講じられたとした。
マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進む中、コロナ禍で沈静化していた無認可宿泊施設や違法両替商などが再出現している状況で、これらが犯罪の温床になる存在として警察当局が取り締まりを強化して臨んでいる。
参考までに、昨年通期の旅遊局と治安警察局による合同調査で封鎖に至った無認可宿泊施設の数は186件だった。
