マカオでチクングニア熱感染2例とデング熱感染1例を相次ぎ確認

 マカオ政府衛生局(SSM)は9月24日午後、前日(23日)マカオ域内で新たにチクングニア熱感染2例(当地1例、輸入性1例)とデング熱感染1例(輸入性)を相次ぎ確認したと発表。

 いずれも蚊を媒介とする感染症で、マカオでは夏場以降、当地・輸入性の感染確認例の出現が続いている。チクングニア熱の感染確認は4日ぶり、デング熱は8日ぶりで、年初来の感染確認例は今回のケースを含めて前者が22例(当地4例、輸入性18例)、後者が17例(当地1例、輸入性16例)に。

 チクングニア熱の当地感染例について、患者はコロアン島・黒沙地区に居住し、石排灣地区のマンション「ワンオアシス(第8、9座)」に勤務するベトナム人の女性(56)で、近日の外遊歴はなく、9月10日から22日にかけて毎日居住地と勤務地の間を往来するのみで、勤務中に蚊に刺された可能性があるとのこと。22日から発熱、関節痛、皮膚の発疹などの症状が現れ、私立総合病院の鏡湖醫院を受診し、同院で受検した検査の結果が23日に陽性と判明し、チクングニア熱感染確認に至ったとのこと。

 その他の輸入性の感染例の患者2人については、チクングニア熱感染確認例が広東省江門市、デング熱感染例が広東省中山市に渡航歴があったという。

 なお、上述の3人の患者の容体は安定しており、同住者に体調不良も出現していないといい、同局では患者の自宅や主な活動場所の周辺で予防的な蚊の駆除作業、当地感染例に限っては、患者の自宅及び勤務先周辺で症例探索を実施する予定とした。

 今年7月中旬以降、マカオに近い広東省仏山市の順徳区を中心に多数のチクングニア熱感染例が数多く出現していることを受け、同局が臨床症状、伝播方式、予防方法が似たデング熱と併せて予防と対策に関するよう呼びかけを続けているほか、市政署がマカオ域内における蚊の駆除及び発生源の除去といった対策を強化して臨んでいる。近日のマカオにおける輸入性チクングニア熱感染確認例では、広東省江門市渡航歴のある患者が目立つ。

マカオ政府衛生局(写真:GCS)

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