マカオ、国慶節GW4日目まで累計インバウンド旅客数は67.7万人…単日平均16.9万人に

 中国本土で大型連休となる国慶節ゴールデンウィーク(「十・一」黄金周)はインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって年に複数ある書き入れ時のひとつに数えられる。

 今年(2025年)の国慶節GWは10月1日〜8日の8日間で、前年より1日長い。マカオでは、アフターコロナとなって以降、インバウンド旅客数の回復ペースを維持しており、マカオ当局は今回のGW期間中の単日平均インバウンド旅客数を前年の約14.2万人(延べ、以下同)を上回る15万人超、入境ピークを10月3〜4日とする事前予測を示していた。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)が10月5日に発表したインバウンド旅客数資料(速報値)によれば、国慶節GW4日目(10月4日)のインバウンド旅客数は19万1132人で、前年同日との比較では18.1%増。4日目までの累計インバウンド旅客数は67万6786人、単日平均は前年同時期から20.5%増の16万9196人に上った。

 なお、マカオでは台風21号(国際名:マットゥモ)の接近に伴い、5日午前2時から午後1時にかけて公共交通機関の運休などの影響が生じる台風警報シグナル「8」が発令された。5日午前11時までのインバウンド旅客数は2.3万人で、前日の同じ時間帯のおよそ3分の1にとどまっている。

国慶節GW期間中の観光名所周辺で人流管理にあたる警察官(写真:マカオ治安警察局)

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