マカオ、国慶節GW8日間の総インバウンド旅客数は114.4万人…単日平均1.9%増の14.3万人、事前予測値には届かず

 インバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって年に複数ある書き入れ時のひとつに数えられる中国本土の大型連休「国慶節ゴールデンウィーク(「十・一」黄金周)」。

 今年(2025年)の国慶節GWは10月1日〜8日の8日間で、中秋節と重なるため前年より1日長い設定となった。

 マカオ治安警察局が10月9日未明に公表したインバウンド旅客数資料(速報値)によれば、今年の国慶節GW8日間の総インバウンド旅客数は114万4725人(延べ、以下同)、単日平均は前年同時期から1.9%増の14万3090人となった。旅客ソース別の内訳は、中国本土からが全体の82.4%を占め最多に。その他は、香港からが11.2%、台湾からが1.4%、外国からが5%。

 前年同時期を上回る結果となったが、事前に当局が示していた予測値(15万人超)は下回った。旅客数は4日目まで目標を大きく上回るペースで進捗したものの、5日目に台風の影響で大きく落ち込み、終盤にかけて尻すぼみのかたちとなった。

国慶節GW期間中の港珠澳大橋マカオ側イミグレーション入境審査場の様子(写真:マカオ治安警察局)

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