全米バスケットボール協会（NBA）のレジェンドプレーヤーのひとり、ミッチ・リッチモンド氏とNBAのコーチらが10月8日、マカオの労校中学を訪れ、幼稚園児から高校生まで、約240人の地元及び中国本土の地方部から招いた学生らとバスケットボールを通じた交流を行った。

　マカオでは同月10、12日に「NBA China Games 2025」の開催が予定されており、大会のオフィシャルプロモーターを務めるマカオの統合型リゾート（IR）運営会社のサンズチャイナの傘下IRに併設するヴェネチアンアリーナでブルックリン・ネッツとフェニックス・サンズのプレシーズンゲーム2試合を開催するほか、今回の学校訪問のようなサンズチャイナとNBA Caresによる5日間にわたるコミュニティ支援活動を含む、さまざまな活動の実施が予定されている。

　今回の学校訪問では、リッチモンド氏の指導のもと、学生らによる5人制バスケットボールの親善試合が行われたほか、NBA Caresの女子バスケットボールプログラムに参加する地方校の教員・生徒ら12人が技術指導を受け、リッチモンド氏とサンズチャイナから労校中学へバスケットボールとトレーニング用具が寄贈されたとのこと。

　なお、ほかにもNBAのレジェンドであるティム・ハーダウェイ氏、姚明（ヤオ・ミン）氏、ショーン・マリオン氏、デロン・ウィリアムズ氏らがマカオ入りしており、またプレシーズンゲーム出場する2チームの現役選手も含め、今週各所で行われるマカオでのコミュニティ支援活動の数々に参加を予定しているという。