マカオ治安警察局が一斉取り締まり実施…違法売春従事の女3人検挙
- 2025/10/16 19:09
- 社会・政治
マカオ警察総局(SPU)は組織的なクロスボーダー犯罪(越境犯罪)対策を主な目的として広東省及び香港の警察当局が連携して実施する合同作戦「落雷2025」の第2期を展開中。
マカオ治安警察局は10月14日、同作戦の一環として、警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目的とした一斉取り締まりを同月14日から15日にかけて市内各所で展開したと発表。
今回の一斉取り締まりには、同局のマカオ警務庁、海島警務庁、情報庁、交通庁から39人が参加し、マカオの各所にある多くのマッサージセンターに対するパトロールとともに、カジノ施設が集積するマカオ半島新口岸地区一帯で職務質問を強化して臨んだほか、複数箇所で交通検問を行ったとのこと。

期間中、115人(男65人、女50人)に対する調査を行った結果、女3人が違法売春活動に従事していたことが明らかとなり、全員の身柄を関係部署へ引き渡し済みとした。
交通検問については車両32台に対する調査を行い、検挙数は3件(排気口からの騒音の基準値超過疑い1件、無灯火1件、シートベルト無着用1件)だったとのこと。
同局は今回の発表に合わせ、引き続きマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて臨機応変に対応策を調整し、各種違法・違反行為に対する抑止及び打撃に取り組むことで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努める考えを示した。























