ゴルフ「SJMマカオオープン2025」閉幕…ドイツのフース選手がプレーオフ制し優勝

 10月16日から4日間にわたってマカオ・コロアン島にあるマカオゴルフカントリークラブで開催されたゴルフイベント「SJMマカオオープン2025」が19日に無事閉幕した。

 マカオオープンは1998年の初開催以来、多くの世界トッププレーヤーが参戦してきた。2025年度アジアンツアーの一戦として行われ、で、賞金総額は100万米ドル(日本円換算:約1.5億円)。

 強い海風が吹く難しいコンディションの最終日、ドイツのドミニク・フース選手がノーボギーで猛追し、チャイニーズタイペイの王偉軒(ワン・ウェイシュエン)選手とのサドンデス方式によるプレーオフに進み、2ホール目のバーディで勝負を決めた。

 ドイツ選手のアジアンツアー優勝は1996年以来で、史上2人目とのこと。

「SJMマカオオープン2025」で初優勝を飾ったドイツのドミニク・フース選手=2025年10月19日、マカオゴルフカントリークラブ(写真:SJM Macao Open 2025)

 フース選手は試合後のインタビューの中で、「(最終日は)一日中ずっとスコアボードを見ずにただ一打ずつ打っていたが、18番ホールへ向かう途中、スコアを確認し、プレイオフに進む条件に気づいた。もともと風の中で安定したパフォーマンスを発揮できる方で、むしろ強風は自身にとって有利と感じ、ノーボギーの達成を目標に1日プレーしてきた」とコメント。

 マカオオープンは2023年大会からマカオの統合型リゾート(IR)運営企業のSJMリゾーツ社が冠スポンサーとなっており、スポンサー契約期間は今回に2027年までの延長がアナウンスされている。

「SJMマカオオープン2025」表彰式=2025年10月19日、マカオゴルフカントリークラブ(写真:SJM Macao Open 2025)

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