マカオ税関が漁船による冷凍肉の密輸出事案摘発
- 2026/2/9 20:50
- 社会・政治
澳門海關(マカオ税関)は2月6日、マカオ警察総局による指揮の下、各種違法・犯罪行為の抑止と取り締まりを通じてマカオの良好な治安環境の維持を図ることを目的とした「冬の防犯運動2026」を展開する中、マカオ半島西岸の内港で漁船による冷凍肉の密輸出事案を1件摘発したと発表。
6日午前3時頃、税関職員が内港エリアで監視を行っていたところ、台車を使って袋入りの貨物を埠頭の岸壁に運び、青いプラスチック容器に投入した後、漁具で意図的に隠蔽する不審者1人を発見。しばらくして、不審な漁船が近くに接岸し、船の乗組員が上述の貨物を素早く船内に積み込み、すぐに離岸したのを確認したことから、即座に摘発に着手したという。

まず、陸地で台車で貨物を岸壁に運んだ男の身柄を確保し、続いて海上で税関の巡視艇が当該漁船に対する臨検を実施。この際、漁船の機関室内の隙間部分から輸出に必要な書類のない冷凍肉およそ286.5キログラム、市価約15万パタカ(日本円換算:約294万円)相当を発見し、乗組員3人の身柄を拘束したとのこと。
漁船の乗組員3人はいずれも中国人(中国本土居民)の男で、税関が対外貿易法違反で起訴。また、陸上で荷物の運搬に従事した男は違法就労の疑いあることから、労工事務局へ案件を引き継ぐとした。
マカオでは、陸路のボーダーにおける密輸の摘発例が多いが、漁船を使った事例もしばしば報告されている。























