マカオ、2025年4QのGDP詳細公表…前年同期比7.6%成長、インバウンド旅客数の顕著な増受け

 マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は2月13日、前月(1月)30日に公表した速報値に続き、昨年第4四半期(2025年10〜12月)及び通期のマカオの域内総生産(GDP)の詳細を公表。

 同局では、昨年第4四半期はマカオで多くの大型イベントが開催されたこと、さらに政府が打ち出した一連のインバウンド旅客吸引措置の恩恵を受け、インバウンド旅客数が顕著な増となり、サービス輸出の比較的早い伸びを維持し、マカオ経済全体として安定の中で着実な発展の勢いを保持したとの見方を示した。昨年第4四半期のGDP(修正後数値)は1157.2億パタカ(日本円換算:約2兆2027億円)で、前年同時期から実質7.6%増、コロナ前2019年同時期の94.1%まで回復した。

 主な構成要素別の分析では、昨年第4四半期のインバウンド旅客数が15.4%増となったことがサービス輸出の9.8%増につながり、このうちその他ツーリズムサービス輸出とゲーミングサービス輸出がそれぞれ3.7%、18.0%増に。内需面についても、政府最終消費支出と民間消費支出がそれぞれ2.1%、0.7%増。また、固定資本形成総額についても1.3%増となった。

 昨年通期のマカオのGDP(修正後数値)は前年から実質4.7%増の4180.4億パタカ(約7兆9572億円)で、2019年からの回復率は89.6%に。主な構成要素別の分析では、サービス輸出、政府最終消費支出、民間消費支出がそれぞれ5.0%、3.0%、1.3%増。ただし、固定資本形成総額は7.8%減。

 物価変動を捉えるために用いられるGDPデフレーターは前年比0.5%増の100.7で、物価水準はやや上昇した。

 昨年のマカオの前年比実質変動率を四半期別にみると、第1四半期(-1.5%)、第2四半期(5.2%)、第3四半期(7.3%)、第4四半期(7.6%)と右肩上がりだった。

マカオタワーから望むマカオ半島の町並み(資料)=2024年10月本紙撮影

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