マカオのマイナンバー個人番号カード、最新技術採用と高い安全性で国際賞受賞相次ぐ

マカオ政府身分証明局によると、マカオのマイナンバー個人カードに相当する「マカオ特別行政区レジデントIDカード」が今年(2015年)12月1日にインド・ムンバイで開催された第11回アジアパシフィックスマートカード協会(APSCA)で「ラディアント・サービス・アワード」を、12月8日にインドネシア・ジャカルタで開催されたアジアハイセキュリティ印刷会議で「リージョナルIDドキュメント・オブ・ザイヤー」を相次ぎ獲得したという。

マカオ特別行政区は2013年10月からカード内部にICチップを埋め込んだ非接触型のレジデントIDカードを導入しており、世界の公共団体として初めての事例になるとのこと。世界に先駆けて電子署名もサポートしている。カード券面に立体加工が施され、透かしの部分に顔写真のホログラムが入るなど、最新の印刷技術を活用した偽造防止対策も強化されている。こいった先進性と高い安全性が国際的評価につながったものとみられる。

マカオ特別行政区レジデントIDカードの表面には一生変わらない8桁の個人番号、姓氏、身長、生年月日、性別、有効期限、カードの発行日、顔写真、署名が記載され、裏面に永久居留権保有者か臨時居留権保有者かが判別できる記載がある。これらのほか、ICチップ内には指紋の情報も登録されている。

マカオ特別行政区レジデントIDカードは公的身分証明書として幅広く利用されているほか、通関施設に設置された自動化ゲートによる出入境手続きにも対応している。なお、個人情報保護法により、カード券面のコピーや情報収集に対する厳格な制限が設けられている。

政府身分証明局は相次ぐ受賞を受け、今後もカードの応用範囲の拡大について研究を進め、住民に対して多元的及び便利な電子サービスの提供に努めたいとのコメントを発表している。

マカオ特別行政区レジデントIDカード(表面)の見本(写真:DSI)

マカオ特別行政区レジデントIDカード(表面)の見本(写真:DSI)


マカオ特別行政区レジデントIDカード(裏面)の見本(写真:DSI)

マカオ特別行政区レジデントIDカード(裏面)の見本(写真:DSI)

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