マカオ、労働節GW2日目のインバウンド旅客数が22.1万人に…2019年以来の最多、2日間累計46.3%増の39.9万人

 中国本土で5連休となる「五・一」労働節ゴールデンウィーク(GW)はインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって年に複数ある多客期のひとつに数えられる。

 また、第二の旅客ソースにあたる香港でも5月1日の労働節と5日の仏誕節の2つのパブリックホリデーが存在し、飛び石連休に。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)が5月3日に公表したインバウンド旅客数資料(速報値)によれば、労働節GW2日目(5月2日)のインバウンド旅客数は22万1926人だったとのこと。前年同日との比較では47.2%増で、2019年以来の単日最多を更新。

 このうち、中国本土からの旅客が全体の87.3%を占める19万3635人、香港からの旅客が7.9%の1万7583人で、それぞれ前年同日から46.2%、49.6%増。

 今年の労働節GW2日目までの累計では、総インバウンド旅客数が前年同時期から46.3%増の39万8799人、単日平均にして19万9400人に。

 MGTOは今年の労働節GW(5日間)の単日平均インバウンド旅客数を延べ12.7万〜14万人(前年同時期は12.1万人)とする事前予測を示していた。これまでのところ大幅超過となっており、残り4日間の推移が注目される。

労働節ゴールデンウィークに観光名所周辺の巡回を行うMGTOの職員=聖ポール天主堂跡前(写真:MGTO)

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