マカオ、端午節3連休のインバウンド旅客数は約39万人…前年比13.9%増

 マカオでは、旧暦5月5日(2025年は5月31日)の端午節がパブリックホリデーとなっている。今年の端午節は土曜日で、週末に加えてマカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土では5月31日から6月2日までが三連休となり、インバウンド旅客の増が期待された。

 マカオ治安警察局が6月3日未明に公表した速報値によれば、連休3日目となる6月2日の単日インバウンド旅客数は前年同日(端午節3日目)から4.0%増の8万6847人(延べ、以下同)だったとのこと。

 連休3日間の総インバウンド旅客数は前年同時期から13.9%増の39万0422人、単日平均にして13万0140人。

 入境ルート施設別では、マカオ半島北部に位置する広東省珠海市との主要な陸路の玄関口・關閘(ボーダーゲート)経由が全体の45.5%を占め最多に。港珠澳大橋マカオ側経由の19.2%、横琴経由の16.0%が続いた。

マカオ半島北部に位置する広東省珠海市との主要な陸路の玄関口「關閘イミグレーション」(資料)=2024年10月本紙撮影

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