タイから空路マカオへ大麻の密輸図る…改造した下着に隠すなどの手口、中国人の夫婦逮捕

 マカオ司法警察局は7月18日、同局の麻薬犯罪調査処が空路でマカオへ到着する旅客へのリスク評価による分析通じてマークしていた中国人(中国本土居民)の夫婦関係にある男女(30〜40代)が大量の乾燥大麻及び大麻成分入りの菓子を所持していたことが明らかになり、逮捕したと発表。

 同局によれば、夫婦は未成年の子ども連れでタイ・バンコク発のフライトで同月17日夜にマカオ国際空港へ到着。配備を敷いていた同局の警察官が行動を確認したところ、不審の点が見受けられ、制止して検査を実施したとのこと。

 男については、着用していた下着(パンツ)が袋状に改造されたもので、中から乾燥大麻入りの袋が5点(約321.9グラム)、大麻草の破片入りの袋が11点(約333.8グラム)見つかったほか、夫婦が携行していたバッグの中からも大麻クッキーが4箱(約2818.8グラム)、大麻グミが1袋(約829.4グラム)発見されたという。

警察が公開した証拠品(写真:マカオ司法警察局)

 男は同局の調べに対し、大麻の使用習慣があることを認めた上、所持していた大麻類はバンコクで購入したもので、タイなど高リスクエリアからの旅客に対する検査が厳しい現居地を避け、妻の協力を得て子ども連れでマカオ経由で中国本土へ戻る計画だったなどと説明。同局では、両人を麻薬・向精神薬密売罪で検察院送致する方針。

 なお、同局が本件で発見・押収した大麻類は末端価格にして約65.5万パタカ(日本円換算:約1206万円)相当分とした。

 近年、タイからマカオへの空路を使った違法薬物の密輸事案の摘発が相次いでいる。

警察が公開した証拠品(写真:マカオ司法警察局)

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