マカオで今年3・4例目の輸入性チクングニア熱感染確認…患者2人にフィリピンと広東省仏山市滞在歴

 マカオ政府衛生局(SSM)は7月25日夜、同日マカオ域内で新たに2例の輸入性チクングニア熱感染例を確認したと発表。

 チクングニア熱はネッタイシマカやヒトスジシマカが媒介する感染症で、マカオでの感染確認例出現は同月22日以来、3日ぶり。年初来の感染確認例は今回の2例を含めて4例となり、すべて輸入性。

 同局によれば、今回感染確認された1人目の患者はマカオで就労する海外労働者の男性(48)で、7月6日から19日かけて親族訪問のためフィリピンへ渡航し、マカオへ戻った後の24日に発熱と筋肉痛の症状が出現したため、同日中に私立総合病院の鏡湖醫院を受診。25日に同院で実施した検査の結果が明らかとなり、チクングニア熱に感染していることが確認された。2人目の患者はマカオ居民の男性(38)で、7月19日から20日にかけて友人と広東省仏山市順徳区北滘鎮へ旅行に出かけ、マカオへ戻った後の24日の朝に両足の関節痛、夜になって発熱の症状が出たことから、25日に公立総合病院の仁伯爵綜合醫院離島救急センターを受診し、同院で実施した検査の結果が同日中に明らかとなり、チクングニア熱に感染していることが確認されたとのこと。目下、いずれも患者の容体は安定しており、同行、同住の家族や友人、マカオの職場の同僚に体調不良は出現していないとのこと。

 最近、マカオに近い広東省仏山市の順徳区を中心に多数のチクングニア熱感染例が出現しており、同局が臨床症状、伝播方式、予防方法が似たデング熱と併せて予防と対策に関するよう呼びかけを行っているほか、市政署がマカオ域内における蚊の駆除を強化して臨んでいる。

マカオ政府衛生局(写真:GCS)

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