マカオの2025年8月貨幣・金融統計公表…ローカルの預金残高が4ヶ月ぶり減に

 マカオ政府金融管理局は10月8日、今年(2025年)8月の貨幣・金融統計を公表。内容のサマリーは下記の通り。

【マネーサプライ】
 流通貨幣が前月から0.3%上昇、通知預金は6.0%下落となり、M1は4.3%減。また、準通貨負債は安定を保持。M1及び準貨幣負債を含む広義貨幣供給量M2は0.4%下落の8352億マカオパタカ(日本円換算:約15兆8619億円)に。M2に占める通貨別の比率はマカオパタカが32.0%、香港ドルが44.8%、人民元が6.5%、米ドルが14.3%。

【預金】
 マカオ居民(マカオ居留権保有者)による預金残高は0.4%減の8138億マカオパタカ(約15兆4555億円)で4ヶ月ぶり減、非居民による預金残高についても7.1%減の3381億マカオパタカ(約6兆4211億円)。一方、公共部門の銀行システムへの預金残高は5.2%増の2209億マカオパタカ(約4兆1953億円)となり、これらを総合して計算した銀行システムの預金残高は1.3%減の1兆3728億マカオパタカ(約26兆0718億円)で2ヶ月連続減に。このうち、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの占める割合はそれぞれ19.4%、45.2%、8.5%、24.9%。

【融資】
 地元民間部門への融資は前月から1.1%減の5019億マカオパタカ(約9兆5319億円)。対外民間部門への融資は9.1%減の5118億マカオパタカ(約9兆7200億円)。銀行システムの総融資額は5.3%減の1兆0137億マカオパタカ(約19兆2519億円)となり、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの比率はそれぞれ21.9%、44.2%、10.4%、20.2%。

【預貸率/不良債権比率】
 銀行のマカオ居民に対する預貸率は今年8月末時点で前月末から0.9ポイント下落の48.5%。非マカオ居民含む総体預貸率は3.1ポイント下落の73.8%。1ヶ月及び3ヶ月ベース計算による流動資産対負債比率はそれぞれ61.2%、55.9%水準。このほか、不良債権比率は前月から0.3ポイント上昇の5.4%に。

マカオ金融管理局ビル(資料)=2025年7月本紙撮影

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