第33回マカオ国際花火コンテストの優勝は英国代表に

 9月初旬から5夜にわたってマカオ半島南部のマカオタワー沖海上で開催された第33回マカオ国際花火コンテストが10月11日に閉幕した。今年(2025年)マカオは台風の当たり年となり、今大会は悪天候による順延も度々発生した。

 マカオは20世紀中頃に花火及び爆竹製造業が栄え、その保護と伝承を目的として1989年にマカオ国際花火コンテストがスタートした。通常の花火大会と異なり、国・地域を代表して出場する花火製造メーカーによる作品の美しさを競うコンペティション形式を採用しているのが特徴。秋の恒例イベントとして定着し、人気を博している。

第33回マカオ国際花火コンテストで優勝を飾った英国チームの花火(写真:MGTO)

 今大会も例年通り各夜2チームずつの打ち上げが行われた。出場チームは(当初)打ち上げ順にオーストラリア、南アフリカ、韓国、オーストリア、フィリピン、日本、中国、ポルトガル、英国、ブラジルの10チーム。それぞれ約18分間にわたってパフォーマンスを展開した。

 コンテストを主催するマカオ政府旅遊局(MGTO)は全チームの打ち上げ終了後、11日夜に結果発表及び表彰式をマカオタワーで実施。優勝は英国のPyrotex Fireworx社、2位はフィリピンのPlatinum Fireworks、3位は中国の東信煙花公司という結果に。それぞれ、賞金として1万米ドル(日本円換算:約152万円)、6000米ドル(約91万円)、4000米ドル(約61万円)が授与された。

 今大会、日本代表として出場したのは、国内外で花火大会実績を持つ灯屋煙火店(群馬県桐生市)。惜しくもトップ3入りを逃すこととなったが、日本は今大会まで優勝9回、2位6回、3位4回を誇る強豪の一角として存在感を示している。

第33回マカオ国際花火コンテスト表彰式=2025年10月11日、マカオタワー(写真:MGTO)

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