マカオ司法警察局が重大犯罪と危機交渉の総合演習を実施

 マカオ司法警察局は11月20日、刑事捜査、警務連絡、刑事技術及び危機交渉等の部門が突発的な重大事件に直面した際の情報伝達・連携・迅速対応能力を強化するため、マカオ半島北部にあるマンション「樂居」一帯において、重大犯罪と危機交渉を想定した総合演習を同日午前に実施したと発表。

 今回の演習には約50人が参加し、強盗に端を発した殺人、人質をとっての立てこもり、ネットバンクを使っての不正送金を伴う複合型重大犯罪が発生したとするシナリオで行われ、刑事捜査や鑑識部門が連携して証拠収集、犯人追跡、人質救出、犯人逮捕などの一連の対応を確認したという。

マカオ司法警察局が実施した重大犯罪と危機交渉の総合演習の様子=2025年11月20日(写真:マカオ司法警察局)

 今回の演習では、「重大犯罪現場検証メカニズム」を発動し、鑑識部門が現場で採取した指紋を即時に自動識別システムと連携させ、迅速に身元を特定するなど、テクノロジーを駆使した捜査手法も検証されたとのこと。

 演習終了後には現場で総括会議が行われ、各部門が即時に検討と意見交換を実施。複合型重大犯罪に対する部門間協力体制や危機交渉班と刑事捜査部門の連携が有効に機能したことが確認され、今後の行動手順の改善につながったとした。

 同局は、今後も定期的に重大事件や危機交渉の演習を定期的に実施することで、突発的・重大犯罪に直面した際の対応力を高め、社会治安の維持と市民の生命財産の安全確保に努めていく考えを示した。

マカオ司法警察局が実施した重大犯罪と危機交渉の総合演習の様子=2025年11月20日(写真:マカオ司法警察局)

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