マカオ科技大学で今週2度目の「替え玉受験」発覚=依頼者と受験者の双方逮捕、いずれも中国人留学生

昨日(6月1日)、本紙でマカオ・コタイ地区にある「マカオ科技大学」(私立)で先月(5月)29日に発生した学科試験の「替え玉受験」で依頼者と受験者の2人の女子学生が逮捕された事件を報じたばかりだが、5月31日にも同大学で同様の事件が発覚し、逮捕者が出ていたことがわかった。

マカオ治安警察局が6月1日に発表した内容によれば、先月31日午前に行われた「バンケット・マネジメント」の学科試験において、会場を巡回していた担当教授が自身の受け持つ学生ではない者が受験していることに気づき、身分証を確認したところ、粗悪な品質で偽造が疑われたことから、警察に通報したという。

その後の警察の調べて、この身分証が偽造された者であることが確認されたことから、依頼者で同大学に通う中国・広東省中山出身の男子留学生(24)を身分証偽造ほう助及び非法雇用、受験者でマカオの別の大学に通う福建省出身の男子留学生(21)を偽造身分証行使の疑いで逮捕した。

警察の調べに対し、依頼者はスマートフォン用のメッセンジャーアプリを使って代理受験者を見つけ、5科目分を8000人民元(日本円換算:約13万1000円)で依頼し、2000人民元(約3万3000円)をネット決済で支払ったと話したという。また、代理受験者の写真などの資料を受け取り、同じメッセンジャーアプリを使って250人民元(約4000円)で偽造身分証の作成を依頼し、広東省珠海市で女から受け取ったとのこと。代理受験者の供述も概ね依頼者と一致しているという。

なお、5月29日の事件では、マッチングと偽造身分証の手配を行う中間業者の存在も取りざたされており、警察が詳しい捜査を進めている。

マカオ科技大学(資料)=マカオ・コタイ地区-本紙撮影

マカオ科技大学(資料)=マカオ・コタイ地区-本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府労工事務局(DSAL)は7月13日午後、同日正午頃、マカオ半島皇朝エリアにあるビルで労…
  2.  マカオ司法警察局は7月12日、青年の男性客へ賭博用途のカネを高利で貸し付けた上、返済不能に陥った…
  3.  マカオ政府統計・センサス局は7月12日、今年第2四半期(2024年4〜6月)の観光物価指数が前年…
  4.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  5.  きょう(7月12日)、マカオ半島歴史市街地区の世界遺産・セナド広場前にあるリッツビルにマカオの観…

ピックアップ記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  5.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年7月号
(vol.133)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun