マカオ、2022年9〜11月期の総体住宅価格指数は249.8…同年8〜10月期から0.2%下落

 マカオ政府統計調査局は1月9日、昨年(2022年)9〜11月期の住宅価格指数を公表。総体住宅価格指数は249.8で、前回調査(同年8〜10月期)から0.2%の下落だった。エリア別ではマカオ半島が横ばいの250.2、タイパ島・コロアン島が1.2%下落の248.1。

 ストック物件(中古)の価格指数は0.1%下落の267.5。エリア別にみると、マカオ半島が横ばいの259.8、タイパ・コロアン島が0.8%下落の297.9。築年数別では、6〜10年が1.8%下落、11〜20年は0.7%上昇。未完成物件(プレビルド)は2.8%下落の287.0。実用面積別では、50平米以下が1.7%下落、50〜74.9平米については1.5%の上昇だった。

 住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。

 コロナ禍でもマカオの住宅不動産市場については比較的安定して推移してきたが、2022年半ば以降は長期化による影響も見受けられる状況。

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2020年7月本紙撮影

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