マカオの統合型リゾート運営サンズチャイナが地震被災の甘粛省に約1.8億円の義援金

 マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナ社は12月20日午後、このほど中国甘粛省でマグニチュード6.2規模、震源の深さ約10キロの地震が発生し、深刻な被害が出ている状況を受け、中央人民政府駐マカオ連絡弁公室を通じて甘粛省へ緊急支援と復興事業のための義援金1000万パタカ(日本円換算:約1.8億円)を送ったと発表。

 同社のウィルフレッド・ウォン社長は、「このたびの甘粛省における深刻な被災状況に心を痛めており、サンズチャイナ社として被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、困難を乗り越え、一日も早く元の生活を取り戻されるよう、ささやかながら支援をさせていただきたい」とメッセージを寄せた。

 マカオ政府とカジノ経営コンセッションを締結する6社の中では、MGMチャイナホールディングスも今回の甘粛省で発生した地震を受けて義援金を送ったことを明らかにしている。

サンズチャイナ社の旗艦IR「ヴェネチアンマカオ」のイメージ(写真:Sands China Ltd.)

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