マカオ、ICCA国際会議統計で5年ぶり世界100位以内に…前年から31ランクアップの76位
- 2025/6/9 9:11
- 産業・経済
マカオ招商投資促進局(IPIM)は6月6日、このほど国際会議協会(ICCA)が公表した2024年の国際会議統計において、マカオが傑出した実績を示したことを明らかにした。
2024年にICCAが認可したマカオ開催の国際コンベンションの数は33件で、前年の22件から50%の大幅増。マカオ政府が掲げる経済多元化プランで重点産業に位置付けるものが全体の79%を占める26件に上り、現代金融サービス業やツーリズム関連の伸びが顕著だったとのこと。
アジア太平洋地域におけるマカオのランキングは14位で、6ランクアップ。世界ランキングでは31ランクアップの76位となり、北京やカタールと並んだ。マカオが世界ランク100位以内に入るのは2019年以来、5年ぶりのこと。また、国・地域別ランキングでは10ランクアップの57位だった。
ICCAは国際会議領域における権威ある国際機関として知られ、年次公表の統計は重要な参考資料とされる。IPIMは2012年にICCAに加入した。
