マカオで今年2例目の輸入性チクングニア熱感染確認…患者は広東省仏山市からのインバウンド旅客

 マカオ政府衛生局(SSM)は7月22日夜、マカオ域内で新たに1例の輸入性チクングニア熱感染例を確認したと発表。

 チクングニア熱はネッタイシマカやヒトスジシマカが媒介する感染症で、マカオでの感染確認は同月18日以来、4日ぶり。同局では16日に最近マカオに近い広東省仏山市で多数の症例が出現しているとして注意の呼びかけを行ったほか、22日午後には同局と市政署が臨床症状、伝播方式、予防方法が似たデング熱と併せて予防と対策に関する会見をったばかり。

 同局によれば、今回感染確認された患者は広東省仏山市南海区に居住し、21日昼頃にマカオ入りしたインバウンド旅客の女性(33)で、21日午後に発熱と皮膚に発疹が出現したため、同日中に私立総合病院の鏡湖醫院を受診。22日に同院で実施した検査の結果が明らかとなり、チクングニア熱に感染していることが確認されたという。目下、患者の容体は落ち着いており、同住及び同行者に体調不良は出現していないとのこと。

 同局では、マカオにおいて4〜10月ヒトスジシマカの活動が活発化し、今まさに伝播の高リスクシーズンを迎えているとの見方を示し、同局としてマカオ域内及び近隣地区における蚊が媒介する感染症の流行状況を注視するとともに、状況に応じて適切な予防措置を講じるとした。また、医療従事者に対し、疑わしい症例があった際には、速やかに報告及び検査を実施するよう求めた。

マカオの大型総合病院として知られる鏡湖醫院(資料)=本紙撮影

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