マカオ、2025年2Qの新設企業数・登録資本金がいずれも減に

 マカオ政府統計・センサス局は8月5日、今年第2四半期(2025年4〜6月)の企業統計を公表。

 今年第2四半期の新規設立企業数は前年同時期から72社減(6.1%減)の1107社。登録資本金は36.4%減の9766万パタカ(日本円換算:約17.8億円)だった。解散企業数は283社、取消資本金は6894万パタカ(約12.6億円)。企業の純増数は前の四半期から97社増の824社。

 新設企業を業種別にみると、ホールセール・リテール業が380社、ビジネスサービス業が326社で大半を占めた。新設企業の登録資本金の規模では、5万パタカ(約91万円)以下が全体の71.5%を占める791社、合計資本金は全体の20.8%に相当する2033万パタカ(約3.7億円)。100万パタカ(約1827万円)以上は12社、合計資本金は全体の39.4%に相当する3850万パタカ(約7.0億円)。

 新設企業の資本金の出所については、中国本土からが3333万パタカ(約6.1億円)、マカオからが4233万パタカ(約7.7億円)で、全体に占める割合はそれぞれ34.1%、43.3%。このほか、香港からは1949万パタカ(約3.6億円)だった。

 今年上半期累計の新設企業数は2020社、解散企業数は469社、企業の純増数は1551社、登録資本金は3.0億パタカ(約54.8億円)。

マカオタワーから望むマカオ半島の町並み(資料)=2024年10月本紙撮影

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