目下、マカオ司法警察局では、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの治安環境の浄化を目的として展開する犯罪抑止・撲滅作戦「落雷2025」を展開している。

　同局が9月4日午前に発表した内容によれば、同作戦の一環として、同月3日午後8時から午後11時にかけて、捜査員25人を動員し、マカオ半島及びタイパ島にある複数のマッサージ店を対象としたパトロールを実施したとのこと。

　今回のパトロールでは98人（男46人、女52人）を調査し、オーバーステイ状態の中国人（中国本土居民）2人を発見。両人について身分識別及び調査を行った結果、いずれもマカオで他の犯罪に関与していないことが明らかなったことから、治安警察局の入管部門に身柄を引き渡し済みとした。

　同局は今回の発表に合わせ、今後もマカオ域内及び近隣地区における犯罪情勢を注視しながら、より部門間協力を深化させ重点時間帯及び高リスクエリアにおけるパトロールを密にして各種犯罪抑止・撲滅に臨むことで、地域社会の秩序と平穏を確保する考えを示した。