マカオで約1ヶ月ぶりのチクングニア熱当地感染確認例出現…年初来3例目

 マカオ政府衛生局(SSM)は9月7日夜、同日マカオ域内で新たに1例のチクングニア熱当地感染例を確認したと発表。

 チクングニア熱はネッタイシマカやヒトスジシマカが媒介する感染症で、マカオでの感染確認例出現は3日ぶり、当地感染に限ると約1ヶ月ぶり。年初来の感染確認例は今回のケースを含めて16例となり、内訳は当地感染が3例、輸入性感染が13例。

マカオの大型総合病院として知られる鏡湖醫院(資料)=本紙撮影

 同局によれば、今回感染確認された患者はマカオ半島北部に位置する區神父街のマンション「八達新村(兆發樓)」に居住するマカオ居民の男性(37)で、疫学調査に対して最近外遊歴はなく、出勤時以外は自宅に留まり、マカオの公園や郊外での活動歴もないが、9月2日にマカオ半島中央部に位置する得勝街で蚊に刺されたと回答したとのこと。

 その後、9月4日に発熱及び関節痛の症状が現れ、5日と6日に私立総合病院の鏡湖醫院を受診。同院で受検した血液サンプル検査の結果が7日に判明し、チクングニア熱に感染していることが確認されたという。

チクングニア熱の当地感染確認例出現によりマカオ半島・區神父街一帯に設定されたリスクエリア(画像:SSM)

 同局では、患者の外遊歴(なし)、症状の出現時期、検査結果から当地感染例と判断。目下、患者の容体は安定しているが、入院治療を受ける手配が進められているとした。同局では、患者の自宅及びリスクエリア(區神父街及び得勝街付近)で症例捜索、蚊の発生源パトロール、予防的な蚊の駆除作業を行う予定。

 今年7月中旬以降、マカオに近い広東省仏山市の順徳区を中心に多数のチクングニア熱感染例が数多く出現していることを受け、同局が臨床症状、伝播方式、予防方法が似たデング熱と併せて予防と対策に関するよう呼びかけを続けているほか、市政署がマカオ域内における蚊の駆除及び発生源の除去といった対策を強化して臨んでいる。年初来のマカオにおけるデング熱感染確認例は、当地感染が1例、輸入性が13例。

チクングニア熱の当地感染確認例出現によりマカオ半島・得勝街一帯に設定されたリスクエリア(画像:SSM)

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