マカオ航空の無料受託手荷物許容重量が増に…エコノミーで25kg→32kgなど

 マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空は9月7日、マカオ市民及び広くマカオを訪れる旅客の需要を満たすため、同社運航便について、2025年9月17日発券分から無料受託手荷物許容重量を変更(改善)すると発表した。

 具体的な変更後の個数・重量と従来との差異は下記の通り。(※上記の重量はいずれも1人あたり)

・ビジネスクラス:2個合計64kgまで(1個あたり32kgまで)→従来より24kg増
・ジョイフルエコノミークラス:2個合計50kgまで(1個あたり32kgまで、総重量50kgまで)→従来より20kg増
・エコノミークラス:1個32kgまで→従来より7kg増
・幼児チケット:1個25kgまで→従来より15kg増

 なお、同社は今回の発表の中で、コードシェア便の場合はチケット上に明示されている内容が優先されること、他の航空会社との乗り継ぎを含む複数区間の旅程となる場合は国際航空運送協会(IATA)の基準と規則に基づいて決定される主たる航空会社(MSC)の手荷物基準が適用されることを注意点として挙げた。

 マカオ航空はマカオと日本(成田・関西)を結ぶ直行便をデイリー運航している。

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)=2025年3月本紙撮影

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