マカオ司法警察局が一斉取り締まり実施…オーバーステイの中国人3人検挙
- 2025/10/22 21:30
- 社会・政治
マカオ警察総局は組織的なクロスボーダー犯罪(越境犯罪)対策を主な目的として広東省及び香港の警察当局が連携して実施する合同作戦「落雷2025」の第2期を10月初旬から展開しており、マカオでは各保安部門が頻繁に取り締まりを行っている。
マカオ司法警察局は10月22日、同作戦の一環として、警察総局による指揮の下、マカオの地域コミュニティにおける治安環境浄化を目的とした一斉取り締まりを同月21日夜から22日未明にかけて実施したと発表。
同局の刑事捜査員25人が参加し、公共の場所における違法な犯罪活動の潜在リスクを洗い出すべく、マカオの各所の多くのマッサージセンターに対するパトロールを行った結果、検査対象とした109人(男53人、女56人)のうち、中国人(中国本土居民)3人のオーバーステイが明らかとなり、身分確認手続きと調査を行った後、いずれもマカオで他の犯罪への関与が認められなかったことから、身柄を関係部署へ引き渡す予定とした。
同局は今回の発表に合わせ、地域コミュニティの治安の安定はマカオの発展の礎であり、司法警察局として従来通りしっかり職務を果たし、厳格かつ責任ある態度で各種治安上の課題へ積極的に対応し、あらゆる違法犯罪活動の取り締まりを強化することで、市民の生命と財産の安全を確実に保障するとの考えを示した。























