マカオ税関が中国本土からのサンパン船を使った密航事案摘発…4隻に8人

 澳門海關(マカオ税関)は12月18日、海上及び沿岸における配備を強化して違法行為の抑止と取り締まりに臨む中、同月17日にサンパン船と呼ばれる小型木造船4隻と男8人が絡む中国本土からマカオへの密入境事案を摘発したと発表。

 17日未明、海域スマート監視システムの早期警戒アラートを通じ、マカオ半島北東部に位置する友誼橋大馬路沖で不審な小型船4隻を発見し、違法活動が行われている最中の可能性があったことから、海上から税関の高速パトロール艇、陸上からも税関のパトロール員がそれぞれ現場へ向かい、このサンパン船4隻と乗船者8人の捕捉に成功したとのこと。

マカオ税関が摘発したサンパン船4隻と男8人が絡む中国本土からマカオへの密入境事案(写真:澳門海關)

 乗船者の男8人はいずれも中国人(中国本土居民)の男で、年齢は21〜57歳。うち1人がマカオ入境禁止処分の期間中だったことが明らかとなり、出入境管理施設不経由入境罪で司法機関に送致。その審理後、8人全員を治安警察局の出入境管理庁に身柄を引き渡し済みとした。

 税関では、違法活動リスクの高いエリアについて、海域スマート監視システムと海上・陸上におけるパトロール、無人機(ドローン)偵察を組み合わせた24時間体制の立体的監視体制を築くとともに、マカオ及び中国本土の関係部門と緊密に連携して法執行能力の向上と越境違法活動に対する打撃に取り組んでいるという。

 近年、マカオでは入境禁止処分を受け、その期間中にある人物が絡む密航事案がしばしば摘発されている。

マカオ税関により出入境管理施設不経由入境罪で司法機関に送致された男(写真:澳門海關)

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