マカオカジノIR運営ギャラクシー、2025年1Hは増収増益
- 2025/8/12 14:09
- カジノ・IR
マカオ政府とカジノ運営コンセッションを結ぶ6陣営の一角で香港上場のギャラクシーエンターテイメントグループ(GEG)は8月12日、今年第2四半期(2025年4〜6月)及び上半期(同1〜6月)の監査前業績を発表。
GEGはマカオを本拠地とし、マカオ半島で「スターワールドマカオ」、コタイ地区で「ギャラクシーマカオ」と「ブロードウェイマカオ」の各カジノIR(統合型リゾート)、また中小ホテルに併設する衛星カジノ施設「シティクラブ」を運営するほか、建築資材部門を擁する。
同社発出資料によれば、今年第2四半期の純収入は前年同時期から10%増、前の四半期から8%増の120.44億香港ドル(日本円換算:約2274億円)、調整後EBITDAは12%増、8%増の35.69億香港ドル(約674億円)。カジノ粗収益(Gross Gaming Revenue、コミッションとインセンティブ未控除)は16%増、10%増の120.09香港ドル(約2268億円)で、内訳はマス(いわゆる平場)が6%増、7%増の88.11億香港ドル(約1664億円)、VIPルームが73%増、22%増の24.13億香港ドル(約456億円)、スロットマシンが19%増、8%増の7.85億香港ドル(約148億円)。
今年上半期の純収入は前年同時期から8%増の232.46億香港ドル(約4390億円)、調整後EBITDAについても14%増の68.65億香港ドル(約1296億円)、親会社株主に帰属する利益は19%増の52億香港ドル(約982億円)。今年上半期のカジノ粗収益は15%増の229.46香港ドル(約4333億円)で、内訳はマスが6%増の170.41億香港ドル(約3218億円)、VIPルームが63%増の43.91億香港ドル(約829億円)、スロットマシンが20%増の15.14億香港ドル(約286億円)。
目下、同社では旗艦IR「ギャラクシーマカオ」のノンゲーミングを主とし、エンターテインメントと家族連れ旅客をターゲットとした第4期拡張部(開発面積約60万平米)の開発に力を注いでおり、このうち期内(5月)に17階建て、約100室規模のカペラホテルがエグゼクティブプレビューしたほか、タイを含む海外市場でのチャンスも模索中とした。























