台風14号が27日朝に香港・マカオへ接近見込み…現地日本総領事館が在留邦人に注意喚起

在香港日本国総領事館(管轄エリア:香港及びマカオ)は8月25日午後、台風14号(国際名:パカー)が同月27日朝から昼にかけて香港及びマカオへ接近する見込みであることを受け、現地在留邦人及び旅行者に向けて注意喚起メールを発出。

最新情報の収集に努め,台風による被害が予想される場合には渡航・外出を控える、あるいは日程・移動経路又は訪問地を変更する等、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めること、台風通過後も地盤の緩みに伴う土石流など、予測できない二次災害へ注意するよう呼びかけた。

特にマカオにおいては今週(23日)に襲来した台風13号(ハト)による甚大な被害が発生し、復旧作業の最中にある状態で、領事館ではより一層の注意が必要であるとした。

なお、香港・マカオでは台風からの距離や風の強さに応じて、気象台がシグナル(台風警報)を発出する。シグナル8以上が発出されると、公共交通機関が運転を取りやめたり、商店等が閉店することとなるので注意が必要だ。在香港日本国総領事館も臨時休館となる。先の台風13号では香港、マカオともに最高警戒レベルとなるシグナル10が発令された。

8月25日午後2時(現地時間)時点の台風14号(パカー)の位置と予想進路(図版:マカオ政府地球物理気象局)

8月25日午後2時(現地時間)時点の台風14号(パカー)の位置と予想進路(図版:マカオ政府地球物理気象局)

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